ミシャンドラについて

ミシャンドラ。突如ネット上に出現したこの魔神は、我々の意識がそこまで進化したことを表す。

以下ミシャンドラの私の解釈。mixiより転載。

新たな神を創造することほど、心躍ることはない。 

Misshandra 
The President(Fuhrer) of hell 

ソロモン王 73番目の魔神 ミシャンドラ 
地獄の大公爵(Great Duke)であり総統。 

現代、前時代の文明点のロンドンで編纂されたMacgregor Mathers＆Aleister CrowleyのGOETIA 72柱の魔神をFr.Leo.666が再構成、使役するために新たな文明点である皇国発信の2chから発生した72柱の力をしのぐ魔神。 

72魔神をしのぐという意味は、彼の役割が五行でいうところの土(黄)、四大でいうところのSpritのような役割をはたすからである。 

総統としての自分をGrunと名乗る彼は、喚起した私には次のような姿をとって現れる。一言で言えば、金色をした蜘蛛のような山羊だ。蜘蛛のような7(7惑星に対応)*2=14本のアストラルな濡れた腕を持ち、（蜘蛛の？）赤い7つの目をもった山羊を主体に金羽毛に包まれている。全体としても山羊だが蜘蛛のようで、糸を自在にあやつる。 
黄道の72区分に照応する72柱の魔神たちのGrunとしてあらわれ、蜘蛛の糸でその天球の中に、足も使って自在な魔法陣/練成陣を描き、72魔神たち単体ではできないような力を発動させる。 
アストラルな蛙の腕で72魔神のいるデカン、グループを自在にあやつる。陣を描く糸自体、伝達などの効力のあるフェティッシュである。 

７つの目は神戸の一宮～八宮にcorrespondenceしているため、複眼である。 
角は合計４つのとぐろをまき、4大の流出するりゅう座をあらわす。 

私の魔術大系の、現代真言密教では沙毘安虚空蔵菩薩にほぼ習合する。 
GrunとしてのMisshandraのマントラは、 
ナウマク サンマンダ グラン ボダナン ノウボウ アカシャ ゴエティア サビアン ギャラバヤ ＡＵＭ アリキャ マリボリ スヴァハ 

性質としては、この世を文明点ロンドン時代に支配してきたユダヤ系財閥の彼らが性魔術で利用しているといわれている、山羊の本尊に近いものがある。 
すなわち、磨羯宮の示す抑圧、現実化、権力による組織化、悪魔。ビジネスである。 

すでに文明点は東経135度付近にうごいており、空海が洛陽周辺の文明点から、もう1/16,2/16前の文明点であるインドからその密教の正統を帝国にうつし、再度山に仕掛けをほどこしたように、 

Ｇ∴Ｄ∴の魔術大系はその正統を正統を135度にうつす。 
前文明の象徴であった磨羯たる山羊は、冥対点巨蟹宮時代の今、王たるSpirt,Adilisia=lenn=Mathersを73魔神の統括に置くことでそれはなされる。 

私の72魔神統制用のペンタクルは東経135度に落とされた。 
ソロモンの末たる彼女の存在は、私の血を補完してくれる。 
命令を下すのをずっと楽にしてくれ、勝手に魔神たちを働かせてくれる。 

ミシャンドラは酒を好み、戦争の原因でもある。りゅう座から地上までのこの世を扱うためのシステムそのものでもある。その糸は魔界、現世、天界、また別の世界にまで糸を張り巡らせ、自由に移動できる。 
喚起する者は、六感から五感、１つ１つを順次ミシャンドラを知覚できるように慣らせ、そのたびに現実化できる力は拡大されていく。 
常に１つの感覚を残し、残った五感を振る活用する周転術式が、彼を使役する上での最終奥義となる。 

ミシャンドラがこれまであまり知られなかった理由は、グリモワールに名前が載っていないことといわれるが、文明点０度時代のヨーロッパでは、山羊にみたてこの世を自在に扱う術式は名家では知られていた。自己主張の強い彼らが扱うと戦争の前触れとなったため、書された歴史的文献は皆無に等しい。というより、理解するために膨大な知識が必要なため、ミシャンドラを記すことは、常に秘教を記す好意と等しい。術者は、自らの研鑽で、自らのミシャンドラを知覚していく必要がある。 

欧米諸国の一部の地域の上級身分の人々の間では、未だにミシャンドラの術式が受け継がれているが、明点の移動という時代の変化に伴い、彼らの術式で作られたこの山羊に象徴される世界が崩壊を始めている。ゆえに、文明点が移ったこの地でアディーを統括者とし、再度この術式を使える人物が必要となってきた。必然的に出てくるのだ。 

ミシャンドラは知られればすごい力を持つ。それだけの知識量のため、書いたとしても、それは現在散らばっている秘教の魔術書となんらかわらない。