エヴァンゲリオン: 2008年2月アーカイブ

*以前別の場所で書いた文章です。フル回転の頭で書いているため、いくつか文章が行き過ぎている部分もあると思いますが、ご了承ください。


エヴァンゲリオンとカバラには明らかな関連がある。

オープニングや司令室上の生命の木(生命の樹)はアイザニックキルヒャーのもので占星術の照応は現在のものとは少し異なる。

デザイン的にあの樹がもっとも優れていたのかもしれない。

 

エヴァの各話はすべてその番号順に数の進行とカバラの照応にのっとって作られている可能性が高い。

少なくとも、その中に数の進行とカバラ的、数秘術的な進行は、777や十牛図などにみられるように進行していることは間違いないのである。

 

25,26話はそれぞれ、映画とテレビと2つあるので、25bis,26bisによって二重に記されねばならない。

 

「エヴァはすでに8体まで用意されつつある。残るはあと4体か。」

すなわち、人類補完計画の封印された儀式を再度行うためには、合計12体のエヴァが必要ということがある。

 

カバリスティックには、12の意味は黄道十二宮、に照応するヘブライ12文字やユダヤの12氏族、キリストの12人の弟子などがあたる。

 

儀式は12の宇宙のパワーを利用する構成になっていたのかもしれない。

 

以前みていたエヴァも、ここで再度見直すと、以前より年齢を重ねた分、多くのものがわかるものだ。

 

では、9体の量産型エヴァが投入される。

 9という数は九星に照応する。すなわち、八卦に五黄土星たる1が加えられたのである。

 

人類補完計画で行われた、封印された儀式を元に構成されていると考えられる儀式(以後、この人類補完計画でゼーレが行った儀式を人類補完術式と呼称する)は、エヴァ初号機をティファレトに照応させ、他の9のセフィラに各量産型使徒が配属されている。

生命の木は太陽をティファレトとしたさかさまの木ととらえることができる。また、さかさまの木の図版もオープニングに出てくるのである。

今、エヴァのすべての話を倍速でみています。

 

 鷲たち(量産型エヴァ)はプロメテウス(エヴァ二号機)を贖罪させるために内臓を啄ばむ。詳細はギリシャ神話参照。

 

エヴァをみて、心理学が流行ったらしいが、本当にエヴァを理解したいのならば、あの監督が実践している西洋魔術カバラを学ばなければならないのである。

 

なぜなら、現在の社会でカバラを学ぶには、西洋魔術カバラがベストと考えられるからである。

 

エヴァ初号機を持ち上げる9体の量産型エヴァから、新しい10という数の図形と、その魔術的考察を得ることができる。

 

(Airまごころ50分前後)

さすれば、その量産型エヴァたちを思考内のみの使い魔として視覚化し、実際照応物の土台として使用させることもできるだろうし、エヴァの配列とその数秘術的意味により、一定の儀式を考案することができるだろう。


カバラについて詳しく学びたいという方にオススメするのは、 QBL―カバラの花嫁 (現代魔術大系)です。
他にもカバラの教科書は多くありますが、カバラについてこれだけ論理的にわかりやすく解説された教科書はないと思います。ただし、補遺は読まないほうがいいです。

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